社会の宝である子どもたちが健やかに育つために今できることを考えていくHPです

Mother Earth Concert vol.5 HOPE~希望~ 東日本大震災・津波遺児支援

Tenderness

大切にしていること

わたしは小さい頃、「怒らないやさしい大人になろう」と心に決めたことがありました。そう、怒鳴り声が響く我が家の喧騒の中、ピアノの椅子にもたれながら・・・。その頃、わたしにとって"怒り"とは悪でした。そして、「本当のやさしさとは・・・」は、小学生の頃も中学生の頃も大人になってからも常にわたしのテーマでした。

緊張が強く不器用で表現が下手なわたしは、常に周りの顔色をうかがう子どもで、どうやら知らずしらずに自分の気もちに蓋をして、それを溜め込んでいってしまったようです。
鈍感だったのでしょうか?自分が頑張り過ぎていたこと、我慢し過ぎていたことに気がつきませんでした。そのことに気がついたのは、大人になって身体の調子を壊してからです。病院に行ってついた病名は「過敏性腸症候群」。生死をさ迷うような病ではありませんが、仕事に行くのも街中を歩くのも公共交通機関を使うのも大変な時期がありました。服薬の毎日で心にはいつも何かがひっかかっていました。人は身体に不調があるとそれに囚われてしまうものです。

いつまでこの状態が続くのか不安に思っていた頃、ボイスアーティストの比嘉ひろ音さんやボイストレーナーの牛島正人さんに出逢いました。そこで、"怒り"と"我慢"のエネルギーは同じだということを知ったのです。また、時同じくして中国茶の先生に使い方さえ間違えなければ"怒"という感情自体は悪いものではないこと、負の感情を変換してよりよいことに使うこと、それは人間だけができる知恵であると教わりました。

自分に正直になりたいと思いました。自分のありのままの感情を受け入れるようになりたいと思いました。

それから、自分の身に起きること、抱く感情に正面から向き合いながら心を静かに見つめることを繰り返しました。その結果、相手に対し自分の行ったこと、抱いた感情はすべて自分に返ってくることがわかりました。そのことから、自分の境遇、起きる出来事、それはすべて自分のため、自分の魂を成長させるためであることがわかったのです。良いも悪いもなく、ただ自分に必要なことが起きるだけだと。そこから逃げれば、形を変えて時を変えて同じことが繰り返されるだけです。大事なのはそのままを受け入れる勇気!!

本当にやさしい人は、ぶれることのない芯の強さがあります。どんなことが起きても受け入れる勇気と覚悟があります。思いやりと寛容の心があります。
わたしもまだまだ学びの途中・・・。朝起きて、一杯の水をいただきながら心に唱えます。「・・・今日、人と出逢う時、お互いに愛のこもった目で相手を見させてください、愛のこもった耳で人の話を聴き、愛のこもった言葉で話させてください。・・・」

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